先日、医療者と介護者の方を対象としたセミナーにおいて、堀はファシリテーターを務めました。 今回のセミナーテーマは「リスクマネジメント」。医療や介護の現場には危険が付き物ですが、そうしたものには何らかの”共通性”があり、”対策”を立てることによって”予防”が可能となることも少なくありません。 そのような点に着目し、実際に行動する前に危険を解決する訓練方法があります。KYT(危険予知トレーニング)です。参加者の皆さんにはこのKYTに、5名前後のグループに分かれてもらいワークに取り組んでもらいました。 まずケアの現場で遭遇する可能性ある一場面が描かれたイラストが講師から提示され、皆さん注意深く観察しました。そして、@どんな危険があるのか、A最も危険なことは何か、B対策立案、C目標設定 について考察を深め、各グループごとにプレゼンテーションを行ないました。 堀はこのプレゼンテーションにおいてファシリテーターを務めましたが、お一人おひとりがグループワークに積極的に取り組んでくださり、大変熱気の溢れる意見交換がなされました。 ![]() 堀からのメッセージ 参加者の皆さんの中には、KYTに馴染みの薄い方もおられたかと思いますが、お一人おひとりが隈なく意見を述べたり、熱心にプレゼン資料を作成している姿がとても強く印象に残りました。 そうした皆さんの熱意のおかげで、私も皆さんの発言や講師の解説などを、スムーズにファシリテートすることができました。 グループワークは自分以外の人の考え方や意見に触れることにより、自分のものと比較できたり、新しい視点を得ることができます。今回のセミナーで体感した成果、そしてKYTを ぜひお一人おひとりの現場や職場でも取り入れ、患者さんや利用者さんに安心・安全なケアを提供するために役立てて下さい。 最後に今回のセミナーに参加した皆さん、 講師を務めてくださった内ヶ崎先生、そしてスタッフの皆さん 本当にお疲れさまでした! 堀 エリカ |